月の陰影の表情、満ちるも欠けるも面白く
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欠けた月というものはまるでその形のような、たとえば三日月のくぼみに腰掛けている絵のそのような形を当たり前のように見出してしまいます。
一方で地球照という月の隈になっている部分が見えたり、月食の地球の影に見え隠れする月を見たりすると、月の丸さゆえの陰影の表情や、地球や太陽を含めた天体の動きをイメージができたりします。
天文学や自然科学がまた抒情的なイメージをもたらします。
満ちるも欠けるも面白く、月とはかくも良きものか。
関係するテーマの過去記事:
2014年10月8日皆既月食、月を穿つものとは
中秋の名月、そして久しぶりの月
八ヶ岳に昇る月
中秋の名月と満月とが一致する夜
それは誰もが月の力を知っているから
地球に最接近する月
2011年12月10日、皆既月食が訪れる(その2)
2011年12月10日、皆既月食が訪れる(その1)
雪の霊地にて、夕刻
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