雨奇晴好、景色も想いもみんなそれぞれに実感できる活動
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雨奇晴好(うきせいこう:晴れても雨でも素晴らしい景色で趣がある)という言葉は私が野外活動の時に心に留めている言葉のひとつ(→)。
しかしたとえば登山中止などでよくあるのが「しかたないから」雨プログラムを、という活動。
けれど初夏は梅雨、夏は夕立、秋は秋雨と台風、そして変わりやすい山の天気、当たり前に雨は降るのです。
雨降りを当然想定し雨の日にも下方修正にならない活動を用意しなければいけないのです。
今日活動の中学生は雨降りで登山が中止、そして散策と前記事のクラフト(→)を半日ずつの活動です。
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今日出会えるものは、雨ならではの艶やかな紅葉、別世界にいざなうかのような山の霧、その霧雨に濡れた神秘の苔の森、悪天候ならではの求められる人間の力、それを可能にする友達との助け合い、そして自然の中で心を開くほどに森と友達からもたらされるすべてのもの。
そして雨でも笑顔のみんなはきっとそれぞれに、大人の意図や想像より素晴らしい今日この時しかない体験と思い出を持ち帰ってくることでしょう。
関係するテーマの過去記事:
虹、雨に濡れたみんなの感性に贈られる自然現象
雨に濡れていっそう艶やかな紅葉
自然は降っても晴れてもたくさんの楽しみをくれる
雨奇晴好(うきせいこう:晴れても雨でも素晴らしい趣のある景色)
雨、雹、雪、雷
みんなで歩く、雨のつややかな森
ズミ(上の写真)がある記事:
木の葉も木の実も、もうじき秋がやってきます
赤いズミの実、高原は秋深い趣
ズミの花、この場所ならではの情緒
赤い実の季節
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