オーロラと日本人の感性(カナダその6)

カナダの滞在地でも日本人が多く、オーロラに興味のある観光客はまた日本人が多いようです。
海外の観光で日本人が多いというと、時に何かミーハー的な印象を持たれる場所や事柄もあるかもしれません。
しかし、否。

オーロラとは、その規模も姿も色も、何にも例えられない壮大な自然現象。
そして流行りどころか人類の歴史ですら遠く及ばない地球の誕生の頃から現れていたであろう時間的壮大さ。



古来から色に1000種類もの名前を付け、また夜は十三夜など中途半端な欠けの月も愛でるのは日本人特有だそうです。
もし日本がオーロラが見られる国であったら、いにしえの日本人はオーロラをどう表現し、オーロラの色を何と呼んだでしょうか。
そして現代の日本人がその心と感性を思い出すことができたとしたら、あるいは日本人がオーロラを見に行くのがその感性ゆえだとしたら、何と素敵なことだろうかと思うのです。
関係するテーマの過去記事:
オーロラと日本人の感性(カナダその6)
ベジさんベジタリアンメニューを食べる(カナダその5)
オリンピックとカルガリーという街と余談(カナダその4)
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宇宙規模の自然現象オーロラの高揚感(カナダその2)
カナダの大自然にてアウトドアアクティビティ(カナダその1)
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