解体ツリーハウスが小学校活動で秘密基地に生まれ変わる
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一昨年八ヶ岳のキャンプ場で僕が作り、事情があって撤去されたツリーハウス(制作中止により下方修正的にその後の呼称は「ツリーテラス」)(→)。
解体されて薪(マキ)かな、と思っていたところ、今回学校活動の秘密基地作りの材料として復活。
形を残したまま地面に降ろされた時(→)よりも、解体されても今まさに復活の時を迎え、手掛ける小学生に囲まれて材たちもなにやらやる気みなぎる感(笑)。
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すごいです。
どんどん運ばれて行きます。
廃棄しか道がなかった木材たちが、希望を持ったみんなの手でしっかりと持ち上げられていくのはどんな思いでしょう。
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女の子たちは、ならではの工夫とていねいな仕事。
あっという間に高い木の上まで作業が進んでいきます。
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どのグループもだんだんと夢が形になってきます。
僕は自分が作ったツリーテラスが撤去されつつも、その後のキャンプで依頼を受け、形ではなくみんなの夢のありかとしての秘密基地が復活しました。
そして今回は最初に使われた材を復活させ、学校活動での秘密基地作りとなりました。
みんなはこの木材のかつての活躍をもちろん知りません。
そして薪になるよりほかないと思っていた木材が形として使われたことに意識が向くのはたぶん僕だけかもしれません。
それでも木材やツリーテラスがもたらしてくれたのは、もっと無形の価値。
こうしたものが、禁止撤去の時には考えられなかった「秘密基地(体験した人にしかわからない(=秘密の)心の中に見つける宝物のありか(=基地)」を作るという、みんなが体験を楽しみ一生の思い出という宝物を見つけるための無形の材料となれるならば、ひそかに、けれどそのことを何よりも嬉しく思うのです。
関係するテーマの過去記事:
秘密基地で体験する初めての地平
ツリーテラス、秘密基地として復活
ツリーテラスその後
ツリーテラスはなくなってしまいました
ツリーテラス完成に暗雲
ツリーテラスで昼寝をするひと
ツリーテラス、キャンプならではの活躍をします
夏休みは木の上で
ツリーテラス先行公開その2
一年越しのプロダクト
森の家、地上3階から地下1階まで
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