桜の宵、色々な時間と様々な想いが交じりあう

2か月1枚のカレンダーをめくるように(笑)、いきなりかつようやく春の記事。
と思いつつ、すぐ後ろの雪山に花冷えの夕暮れ。
そして3日後には山で活動で、また少し寒い季節に逆戻り予定。
それでも春の宵の空気は甘く、きりりとした冬の夕暮れにはなかった緩やかさを感じています。

夕焼けに映える桜に、先んじて散った花は花筏(はないかだ)、そして映る影には夕闇の気配。

夜の闇と花明かりと、静寂と人の賑わいがともに流れていく春の夜。
自然を愛でながら、花に酔い語らいに酔い、一瞬がずっと続くような時間。
花も月も、人間の思いをどこへ連れていくのでしょうか。
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桜の宵、色々な時間と様々な想いが交じりあう
桜が好きなのです
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