種をまき森をつくる人
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植物生態学者、宮脇昭氏の講演会に行ってきました。
海外含め1600ヵ所で森の再生に取り組み世界的に著名な方で、博士号、受賞、著書なども数多い方ですが、今日まであまり詳しく知りませんでした。スイマセン。
鎮守の森を守り、土地本来の植物を植え、木は2本植えれば「林」となり3本植えれば「森」となり5本植えれば「森林」となり、森は生活を守るだけでなく災害からも事実人間を守ってきた、土地の幅50センチあれば植林が可能、植物は自分の力で森を再生していく、というセオリーも日本で世界での実際の植林活動も大変興味深いです。
実生の木が好きで、空地があれば植物を植えたい思いかられ、自然志向ブームで自然を壊すより都市を森にしたい、アスファルトに5ミリ隙間があれば種が播ける、と思う僕にはなかなか面白いお話でした。
省エネや様々な抑制策や自然の「保護」というものも大事だけれど、それと相反しないもっと積極的な、いずれは本当の自然の森に還っていく森をつくるというのは興味があります。
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ターシャ・テューダー著書訳者・食野雅子さん講演会
かつてみんなでイベントしながら作った畑
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