大切な気持ちと楽しい出来事と養護学校のみんな

学校行事の野外活動、今回は養護学校のみんなとの活動でした。
この子たちは先生がそれぞれについて、いつもみてあげなければなりません。
それでもエネルギッシュというだけではない、それぞれの個性がはじけます。
登山中でも飛び跳ねるようなものすごい脚力で上り下りをできる子、よそ見をしているようでも驚くような視野で周りが見えている子、何か特異な感じの頭のいい子と思ったら先生いわく、自分の興味のあることをパソコンで検索する能力が大人よりすごいという子、自然との境がないかのような森のさまざまなことに興味がわく子、などなど、僕もそのひとつひとつに驚きと感動と、そして楽しい気持ちを持って接します。
ただこうした子たちと家庭や教育の場で常に相対する方からすれば、もしかするとこうした子たちの良いところだけを語るのは、問題とするくらい安易なものかもしれないし、実際今回の活動の中でも様々な大変さを見てきました。
それでも善し悪しや現実問題を置いて、あえてひとつだけ理屈ではない思いを言うならば、僕はこの子たちに会えてほんとうに良かったと思うのです。
僕にはこの子たちの言葉や動きのひとつひとつが、日々の中で忘れていたものを思い出させてくれるもののように感じます。
そして僕と同じように、この子たちに会えるのをどこかで待っている人がきっといると思えるのです。
関係するテーマの過去記事:
子供にも機嫌を損ねる権利がある
時々記事になる小さな子供たちのこと
内的な世界を出す?少年
(以下TETSUO ART GALLERY内の記事)
地上の天使・進化する子供たち
スペシャルオリンピックス・アートフラッグ制作のこと
私が影響を受けた絵画について
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