セミ、大音量

家の庭の木にセミが飛んできました。
毎年夏に蝉の声を聞くと、鳴けよ鳴けよ命の限りと、その蝉の最期の時を応援するような思いになります。
たくさんのセミの声でも少し離れれば蝉しぐれなんていう情緒もあるのですが、しかしそれにしても単体とはいえ至近距離で鳴かれると強烈な大音量です。
けれどいつもの命の応援の気持ちとともに、生涯最期の声はこれほどすごいものかと応援以上にこちらが圧倒されるような、どの生き物も弱くもはかなくもなく、その生命力にこちらのほうが激励を受けるかのような気持ちになります。
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淡々と流れゆく生命の循環
セミが羽化をする
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