先生になる方々の研修でいろいろお伝えしたく

先日高校の先生を対象にした研修での指導員がありましたが(→)、今回は教員の正式採用をめざす方々を対象とした勉強会での講師です。
登山の注意や研修としてのキャンプファイヤーや森林での伐木体験、そうした野外活動プログラムの講師ですが、それぞれの講習と同時に、生徒児童を引率しながらのならではの話なども交えます。

写真は清掃風景なのですが、今回は教育委員会の運営指導の先生に提案の上で活動として位置付けていただき、メインのプログラムの他に準備や後片付けや清掃や時間厳守とか食事前の消毒とか、目玉の活動からするとどちらかといえばつまらない件についても話をする時間をところどころで頂きました。
学校の野外活動に同行するなかで、実はこうした基本的な引率ができることが活動の成果につながることを目にしてきましたし、なにより子供たちが自分の係活動を楽しみながら積極的にすることが、どれだけこれら行事の成功につながるかを見てきたからでもあるのです。
そしてそれにとどまらず活動ののちにも、子供たちから「準備をがんばった」「掃除が楽しかった」という手紙をもらったり、先生方から「子供たちが普段の学校生活での活動ができるようになった」「子供たちとの人間関係が良くなった」という、活動内だけでないその後の成長や成果に寄与したというご意見をいただいたりします。
つまり今回私がした話は、私の個人的な願いや理想というよりは、こうした活動での子供たちの成功や先生方の活躍という事実の部分です。
子供たちの成長も感動も大きなブレイクスルーも、子供たちが自分自身の活躍で手に入れる、そしてそれが成せるのは先生たちの活躍によるものだと、事実と応援をもってお伝えしたい。
今回参加の方々、また先生として子供たちを引率して再会できるのを楽しみにしております。
関係するテーマの過去記事:
みんなはまだ成功を知らない
無事であるために山岳レスキュー講習
被災地の高校生と先生の思い
必ず成功する理由
勉強しながら遊ぶことを考える
夢の(ようだけどみんなにある素敵な)世界
神聖な場所を創る人
普通救命講習と小学校長期自然体験活動指導者養成講座
吹雪でもキャンプファイヤー
仲間としての子供たち
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