本物のクマの存在を感じる
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NPOの活動、ネイチャートレイルの引率では森の話題は尽きず、子供たちが興味を持てば時間が全然足りません。
森の中の巨木や図鑑でしか見たことがない動植物、街から来た子供たちは誰もが知っていても実際の存在はまったく知り得ないクマなどの大動物の痕跡をみて興奮したりします。
クマが木に登った時のツメあとや、クマがどんぐりを食べたあとに出来る木の上のクマ棚などを見ると、みんなクマの存在の現実感とその森に自分たちがいることへの緊張と興奮とが入り混じった表情で、活動も熱を帯びます。
そんな、にわかに注意深くなっている子供たち、子供も先生も誰も活動の成果に書かないけれど、その感覚こそが意識して感じてほしい大事な意味なんだと僕は思っています。
長野県菅平高原にて。
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