穏やかに自然を眺める気持ち

快晴に雪山が映え、噴煙とそして溶岩の山肌の威容を間近で見ると、自然の美しさ厳しさに感動せずにはいられません。
歴史に残る大噴火ではふもとの村を飲み込み噴煙が異常気象をもたらしたとされるこの浅間山。
現在でもランクAの活火山として噴煙を上げ続けているものの、こうして畏怖のもと平和に眺めることもできます。
東北地方の地震と津波の傷跡をこういった気持ちで眺めることができるには何年かかるのか分かりません。
ただこうして見る自然の美しさの前に、被災地の方がその街や海を穏やかな気持ちで眺められる日が一日でも早くやってくることをただ願うばかりです。
長野県群馬県、浅間山麓にて。
関係するテーマの過去記事:
東日本大震災
雪の霊地にて
霊地も今は
畏怖と美しさ
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