仲間割れのち晴れ

野外活動でよく行うウォークラリーですが、さんざん迷子になったあげく最下位になるグループの特徴は、ものすごく仲間割れしているか、ものすごく楽しんでいるか、そのどちらかということが多いです。
ものすごく楽しみグループは何があっても楽しくて、こんな道を通った、こんなものを見つけた、と土産話盛りだくさんで先生たちの御苦労や心配もまったく気にしません。
仲間割れグループは失礼ながら笑ってしまうくらい仲間割れしています。
担当の僕はだいたい道もグループもスムーズにいかないところの面倒を見ることが多く、最後のグループについていくこともしばしばです。
みんなコマ地図というものを読めないままスタートするのですが、最下位グループも一緒に歩きながらコマ地図の読み方をひとつひとつ教えてあげ、風景やランドマークをひとつひとつ見せてあげ、最後まであきらめさせずに地図のレクチャーという応援をしながら歩きます。
そうして自力で道を見つけられるようになりゴールが見えると、たとえ最下位決定でも、仲間割れの最中には忘れていた達成感の笑顔を見せてもらえると、良かった良かったと思うのです。
八ヶ岳山麓にて。
過去記事:
仲間がいれば
最下位なのにラッキーな子供
- 関連記事
-
- 森の中のキャンプファイヤー、みんなが過ごす一生に一度の時間 (2015/06/30)
- スキーもみんなで活躍します (2012/01/13)
- 登山者を助けてくれるもの(八ヶ岳縦走その5) (2011/09/08)
- みんなの活躍と成長の証しそして思い出の歌 (2013/05/17)
- たくさん滑ってたくさん食べてたくさんベジさんスタンプ (2014/02/02)
- 秘密基地、日々活躍中 (2011/08/21)
- プロと同じ森林作業体験、みんなの本気の体験活動 (2015/11/06)
- 今日登山のニュウ、雲の上の山頂に登り雲の下の絶壁を見下ろす (2016/06/08)
- まだまだ春先の明るい渓谷を歩く (2014/05/10)
- 長く歩いた中学生も疲れが吹き飛ぶ快晴のニュウ登頂 (2016/06/01)
- まつぼっくりとたくさんの自然の楽しみ (2014/05/08)
- 楽しみだった、そして楽しかったテント泊の一夜を明けて (2014/08/08)
- 新月を過ぎて姿を現す月とキャンプファイヤー (2017/05/30)
- 夏休みの夜といえば (2011/07/24)
- このコース久しぶりの快晴とハイテンションなみんな (2013/10/30)