奥穂高岳と天の川、星空を眺めそして明日を期待して眠りにつく
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前記事(→)の行程より、山の上の夜を迎えます。
山小屋そしてテント、いずれも大勢の人たちが標高2300mのこの場所まで登りそして夜を明かします。
夕方の風は止み、雲も晴れて星が出ます。
眼前にせまる大きな山と全天を覆うもっと大きな星空につつまれながらも、山に登る大勢のひとたちの賑わいは、自然と自分と向き合い物想うよりも大きな自然を親しみを持って受け入れるかのように感じるこの場所です。
普段の生活ならまだ宵の口、けれど登山時間ではもう眠る時間です。
一晩中でもこうして山と星を見ていたい気持ちを感じつつ、だんだんとテントの灯りも消え、それぞれが明日の山との出会いを期待しながら眠りにつきます。
長野県奥穂高岳下涸沢にて。
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