小学生たちと見つける妖精のサインと誰にも言わない話
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今日の登山中に何か神様の話のような、繰り返し不思議な言葉を話している子がいました。
僕は時々、ふだんは誰にも言わない不思議な話をふと子供に話す時があります。
どんな話の流れだったかは忘れてしまいましたが、森の様々な緑をみんなと見ながらそこで僕が見つけ指さしたのは「妖精のサイン」。
それからはまわりの友達もいっしょに最初に僕が話した妖精のサインを見つけて歩きます。
みんな何かとても当たり前のように僕の話を受け入れ、自然に森となじむようにそのサインを見つけて歩いていたのが印象的でした。
下山してから他の友達に説明するその子と、「妖精なんてうそに決まってるじゃん」という聞いていた子、そして「ベジさんほんとだよね!」と友達の否定に半ば怒りながら僕に同意を求める子、「ほんとだよ」という大の大人(笑)に、「ほんとなのか?」という周りの友達。
そんな会話も印象的です。
だいたいそんな会話にすら至らないのが普通で、大の大人が話をすれば変人扱いが普通です(笑)。
それでも僕は森の中でみんなと見た出来事と、印象的だったみんなとのやりとりだけで十分楽しかったです。
関係するテーマの過去記事:
養護学校のみんなと森の中でいろいろな発見をする
冬の天からの贈り物、雪の結晶
フィンランドの森で出会った精霊と自然の話(フィンランドその4)
妖精の腰かけ、バンザイの芽、赤い真珠
天使、妖精、こびと
森の生命の循環
森の不思議なものが連れてくる新しい世界
極小の花
森に見守られながら
誰にもしないツリーハウスの上の世界の話を大まじめにする
秘密基地で体験する初めての地平
森の霊気と神様の木の力をみんなで感じる
作品:
みんなが眠る時間(新月の夢)
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