ツノのあるシカの死骸、戦利品の高揚感と近寄れない死の姿

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中学生と森を歩くルート、シカの死骸そのものはたまにあるものの、奥山に行かずに角(つの)が頭蓋骨に残ったままの死骸に出会うことはかなりまれです。

男子の何人かはどうしても持ち帰りたく、角をもぎ取ろうとしたりするけれど死んで日が浅いこのシカはまだ骨格も丈夫で角だけとか頭だけとかそういった取り方はムリそうです。

そして同時に、死んで日が浅いがゆえに腐乱した臭いが強く、角を持ち帰るという手柄がほしい子以外は近づきがたく遠巻きに見ています。

これまでも骨やさまざまな姿の死骸も見てきましたが、それぞれにみんな印象が違い、自然の中に存在する生き物の実感もそれぞれです。

大物を仕留めた感じにも似た高揚感、そして死を目の当たりにした思い。
そしてその死にも、目を背けながらも命を思う気持ちや、その強すぎる存在感ゆえ深く物思うことそのものを拒絶したい気持ち。

予定にも期待にもなかったこうした自然の姿との偶然の出会いが、感受性の強い年頃のみんなにとって体験学習以上の、人生の大きな出来事になっていくのかもしれません。


関係するテーマの過去記事:
みんなと歩く森が大動物が住む自然である証
シカの死と自然の姿
雪の下で土に還るカブトムシ、巡り行く季節と生命
野鳥がガラスにぶつかって墜落してしまったけれど
淡々と流れゆく生命の循環
森の生命の循環
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険しい渓谷と美しい水辺と自然の中の大発見
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