雪の季節にサルたちに出会う

春夏秋の自然体験活動もするためスキーのインストラクター中も野ウサギやキツネの足跡をみんなに見せたり、そんな自然の話をする時もあります。
スキー場は賑やかなので動物はふつうは出てきませんが、ゲレンデをリスが横ぎった時はなかなか楽しい瞬間でした。
スキー場からの帰り道、数匹のサルたちに遭遇。
雪に閉ざされる季節、何か近くでエサを物色している模様。
人間からちょっと距離を置きながらも遠くには行ってしまわずじっと構えています。
こちらももうちょっと遊び気分で眺めていたいですねえ。
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スキーは翼、障がいを持つ子とともに

障がい児にスキーを教えること、そのこと自体は当たり前のように活動としてありつつ、そういった子が滑れるようになっていくことは想像もつかない出来事。
スキーどころか手袋さえ自分ではめることもできず、かぶせてあげた帽子も気に入らなければ投げ出してしまいます。
スキーを履いてこれから自分がどうなっていくのか、そもそもスキーとかそれを使って滑るなどという概念すらきっとない。
けれど一面の雪の世界に解放され、さらに何かから解放されるように、まさにスキーが翼であるかのように雪の上を飛ぶ天使になっていくのは奇跡を見るようなプロセス。
そしてスキーとか滑るとか上達とか、そういったことにも縛られない天使は、笑顔を輝かせながらほんとうに踊りながら歌いながら滑るのです。
滑れるようになった今でも、スキーで滑るという理解は、きっとない。
それゆえなのか、ほんとうにスキーで空を行くように見えます。
こういった子に僕はいつも何かを思い出させられるのです。
そして僕も、ゲレンデにいるお客さんたちに振り向かれるのもかまわず、スキーを翼にする子といっしょに歌いながら踊りながら風を切って行くのです。
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初めてスキーのみんなもツアースキーで大冒険

雪のないところから来たみんなもめきめきとスキー上達をし、最後の時間はツアースキー。
リフトを乗り継いで一番遠い一番上まで行きます。
けれどそこは手ごわい斜面と時間、ちゃんと帰ってこられるかは、けっこう賭けにも近い大冒険。
念のため、もちろん賭けも冒険も安全管理上の問題ではなく文学的表現ですが(笑)、でも引率するほうはより一層の緊張感、そしてみんなの盛り上がりは冒険そのもの。
結果、帰還はぎりぎり、最後にグループみんなで話をしたり記念撮影したりする時間は無くなってしまったけど、でもみんなの勝ち誇ったみたいなハイな表情がスキー成功の証としましょうか(笑)。
写真は、冒険者たちのつかの間の休息、でもあるけれど、実は転んで起きられないとか突っ込んで埋もれてるとかスキーが刺さって抜けないとか(笑)。
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静かな浅間山、山麓から少し間近に見る

浅間山、今日は噴煙は見えませんが活火山です。
噴煙と、そして噴火がもたらしたなだらかで独特の模様のある山肌は遠くから見ても分かりやすく、小中学生や高校生のみんなと、夏は登山、冬はスキーをしながらも日々景色を楽しむ目印にもなります。
この場所から眺めるのは2011年の地震の頃以来。
煙すらなく、景色がとても静穏なのが少し不思議な気持ちになります。
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初めてのスキーもみんなで疾走

スキーのインストラクター中なのですが、学校によりカメラをわたされてインストラクターがみんなを撮影することもあります。
初めてのスキーはみんなたいへん、こちらもたいへんでなかなか良いカットが難しいです。
だんだん上手くなって、それでは目標の場所まで自由に滑ってみよう、というとシュプールを描くかと思いきや、みんな疾走(笑)、カメラ追いつきません。
特に男子、もう遠くに行っている(笑)。
それでも滑れるようになれば雲を切り裂くように滑り抜けるのもまたスキーの快感。
みんな上手くなりましたよ!
余談、こういう学校行事は時間も予定も細かいところが変更が多く、予定連絡にあった終わった後の写真撮影とグループの時間がカット。
そんなこんなで写真撮れなかったみんな、ベジさんスタンプ押しそこねたひと、ゴメンナサイ。
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スキーインストラクター、担当したグループの写真をいただきました

スキーのインストラクターにて、担当したグループで撮った写真を学校からいただきました。
写真そのままは載せられないので写真を再現したイメージで(笑)。
嬉しくそしてスキー行事でみんなと活動をした実感があります。
みんなの表情がとても素敵です。
僕は目をつぶってしまっています(笑)。
このところは写真による個人情報の取扱いが厳しく、というより厳しいという表現が適切なのかどうか疑わしいほど考慮のないまま取り扱えない状況があります。
もちろんそれが必要であることの理由もあります。
ただ今ここでは写真を取り扱えること取り扱えないことの良し悪しやその理由を問うということではないのです。
こうして手にした写真に憂いはなく、ここには楽しい思い出と、下さった先生方からの感謝とお心遣いと、そして写真にかかわる人たちの良識があります。
一枚の写真が思い出という形をとりつつ写っているみんなにこれからへの力をくれること、そんな価値のある写真がこれからもみんなが手にできますよう。
そしてそれを取り巻く人たちの気持ちが、これからもかくのごとくありますよう。
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写真について考察の記事:
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このブログに掲載されている写真の自主規定について
やっぱり輝く表情を伝えたいと思いつつも
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スキーに来るみんなにも見てほしい北アルプス遠望

今シーズン冬もスキーのインストラクターとして、修学旅行や学校のスキー行事でやってくるみんなとスキーをする機会があります。
特に雪のない場所から来るみんなにはスキーとスキー場と雪山とそれらすべての素晴らしさを楽しんでいってほしいと思っています。
発表の気温はいつも氷点下2桁。
レッスン前の朝、さらに寒い山の上から北アルプスを遠望。

本当はこのくらい山並みが続いています。
もっと本当は、カメラの画角に収まりきらない大展望です。
スキーに来たみんなにぜひ体感してほしい風景です。
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2014年明けました

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
このところ12月の予定が流動的で、年賀状の作成日程が変更を重ねいつの間にか年末までずれ込んでしまいます。
というかまあそれは言い訳なのですが、「出したのにまだ来ないよ???」という方、ス、スイマセン。
そんな近年、毎年元日に思うことは、来年こそは一日に届くように年賀状を書こう、と(笑)。
今年もみなさんにとって素晴らしい一年でありますよう。
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