オリオン座が昇る季節の到来

秋からだんだんと姿を現したオリオン座、高く昇るとともにきんと冷えた冬の夜空がやってきます。
そして写真左端に位置するのは青い星シリウス。
いずれも天体・星座の目印としてだけでなく、伝説や精神世界や心象においても象徴や導きとなってきた星たち。
この冬も、様々な場所で冬の夜空を見上げるたくさんの人たちに、知恵や知識や感動や心象風景や、そんな様々な素敵な時間をもたらしてくれますことを。
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7月22日皆既日食
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一足早く楽しい冬に向かう奏鳴館

TETSUOポストカードなどを取り扱って頂いている諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館。
すでにクリスマスツリーが輝いています。
早い時期に紅葉が過ぎる場所にいながらも、なかなかいい秋だったのでもうちょっと秋をひっぱりたいなあと思いつついましたが、楽しい季節はどんどんやってきます。
手前に見えるTETSUOポストカードもクリスマスものを入れて、雰囲気は一足早く楽しい冬に向かっています。
(商品および館内の写真は取材の扱いとして許可を得て撮影しています。)
リンク:
諏訪湖オルゴール博物館 奏鳴館
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できる限り楽しさを伝えられる写真記事を載せたいのですが

このところは写真の取扱い、撮影や公開についてこれまで以上に考慮をしています。
というか、私のほうのスタンスや法律のようなものは変わらないのですが、撮影や写真の公開に関して「とりあえず」禁止という方向の団体もあります。
写真の公開についてクレームがあると困るからということなのですが、私が知るところの多くの場合、きちんと考慮しガイドラインや対応を持っている、または良識が当たり前の組織・団体・学校・会社等においては撮影や公開ができており、反対に問題が起こると困るからという世間の話をそのまま自分たちに当てはめてしまう、責任も考慮も対応もないゆえにすべて禁止、という方向に二分されている印象です。
このブログでも撮影や公開の許可を得ているか、またはほとんどイメージ写真で個人情報が特定できないいわばイメージ写真に近い写真に限っていますが、このところはそうした絵作りや撮影そのものに少々無理があるなと感じています。
(この件の考察記事についてはこちら→)
このブログの元になったのはTETSUO ART GALLERY内の写真のページ(→。更新休止中)とその後のブログ(公開終了)ですが、これらもともとのページは創作関連以外はほぼ風景写真とイメージ写真のみの構成となっています。
このブログでは創作活動のワークショップや自然体験活動など、大勢のみなさんの楽しみをお伝えしたく写真記事を掲載してきました。
そういった記事にみなさんからメッセージもいただき楽しんでいただいてきましたことをありがたく思っています。
できれば今後もこの方向を継続していきたいとは思っています。
当面は現在のような記事構成の予定ですが、今後はどうなっていくのかは何とも言えないところです。
できる限りこれまで以上にみなさんの楽しみが伝わる記事が書ければと思っています。
お見守りいただきつつ、気長にお付き合いいただければ嬉しく思います。
(写真はイメージとして、いつぞやの小学生のみんなとの活動のひとコマ。本文とは直接関係はしていません。)
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(写真について考察の記事)
このブログに掲載されている写真の自主規定について
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秋の終わりの豊かな風景

紅葉が終わり、裸木となった森の中でもひときわ目立つ朱色と黄色はツルウメモドキ。
溶け合ってオレンジ色のような輝きと、近寄って見てのコントラストがとても惹かれます。
同じように赤とピンクのマユミ(→)とともに、秋の二色の実が紅葉が終わった後の森にとても鮮やかです。

枯野を歩くのもなかなか楽しいものです。
曇っているけれど落葉後の森は明るく、緑がなくなった後だからこそ様々なものに出会えます。
秋は実や種の季節。
オオウバユリはこちらの手の動きに応えるように軽やかな音を立てながらいつまで続くのだろうというくらいたくさんの種を舞い散らせます。
枯れたからこそ感じられる生きた証でもあります。

紅葉そして黄葉の最後は金色に染まる落葉松(カラマツ)。
霧雨に濡れる落葉松の森は本当に美しい。
その金色がだんだんと散り敷くようになると、もうじき冬がやってきます。
八ヶ岳山麓、長野県野辺山高原にて。
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恋の季節の雄のシカたち

八ヶ岳の宿泊施設の近く、活動の行き帰りの道路わきです。
こんなにも近くに雄のシカがたくさんいます。
繁殖期、と書くと自然観察的ですが、シカも恋の季節なのだと言えば、情感を持って見えてくるものでしょうか。
春から大きくなった角に艶のある黒い毛並は、感情より本能の動物であっても、お互いにパートナーとなる相手に臨む心意気を感じあうに十分な凛々しい姿。
秋に活動する小中学生には、シカの声が聞こえるよ、という話をします。
それはとても自然観察的ですが、奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声は、人間が思う情感以上の恋なのだといえば、それがまた人間の情感となって自分の心に投影されて、泊まりのみんなの、おやすみなさい後の話を楽しいものにしてくれるのかもね(笑)。
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ツリーテラスにて、朝日に輝く森とみんなの姿

前夜はこの秋最後のキャンプファイヤー、そして朝はキャンプファイヤー場の清掃です。
忙しくても、ここに掃除に来たみんなだけが感じることができる、清々しい朝の森の空気。
さらに森の朝ならではの、真新しいシカの足跡やフンや、まさに自分たちと同じ場所に野生動物がいたことを感じられる自然体験。
そしてこの特別な掃除が、先生も後になって知る、学校に帰ってからの普段の掃除や係活動のやる気につながるのだということは、やった人にしかわからないブレークスルー。
掃除が終わるとみんなでツリーテラスに上ります。
樹上から眺める秋の森は朝日に照らされて、文字通り輝いて見えます。
けれど本当は輝いているのはみんな自身。
掃除がただの掃除というだけではなく、思い出の行事を最後の最後までこの手に納めていく体験。
キャンプファイヤーの後片付けという、みんなの夢の跡に立ち、言葉にはできなくともその感慨がより強く一生の思い出に寄与するという体験。
そんないろいろな体験の、言葉にはできない様々な思いがみんなをもっと素敵にしてくれるのだと、朝日に輝くみんなの姿を見て思うのです。
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神聖な場所を創る人
先生になる方々の研修でいろいろお伝えしたく
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朝焼けと朝霧、富士山を遠望

寒い晩秋の朝、うっすらと朝焼けと朝霧。
八ヶ岳の宿泊施設から富士山を遠望。
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