冬の森の夕刻の雪景色・戸隠山の森

先の記事(→)より、雪山を眺め、雪の森を歩きます。
日が沈む側の山々はだんだんと青く沈んでいきます。

ただひたすら、静かな森。

返景深林に入り、雪を照らす情景は美しくも、厳しい冷気に帰りを促され、けれど歩いては立ち止まり、また歩いては森に呼び止められ、名残惜しくもだんだんと森を後にします。
長野県戸隠山にて。
関係するテーマの過去記事:
快晴の岩山、雪深い深山の風景・戸隠神社
全く音のない世界(この記事とほぼ同じ場所)
雪の霊地にて、夕刻
雪の霊地にて
霊地も今は
畏怖と美しさ
大気に宿る力
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快晴の岩山、雪深い深山の風景・戸隠神社

快晴。
ここで感じる神域ならでは「気」も、晴れの日はまたならではの清々しさです。
そして同時に、自然豊かな広葉樹の森は冬は明るく裸木のその向こうに雪の岩山が見える、この季節ならではの風景を望めば神々しさもさらに一層。
この高揚感こそが英気というものでしょうか。

雪の中を進み、奥社までたどりつけばまだまだ雪深い冬山の情景。
雪がなければ高く見上げる鳥居にも手が届きます。
このお社があればこそここまで歩き、そして冬の豊かさ厳しさを感じることができます。
ここに生まれる自然への畏怖や感謝、神秘や高揚感こそが、古(いにしえ)の人々が神と呼び、人と自然とを結ぶ力となり、そしてひとりひとりの中に在ることに気づく神性というものでしょうか。
長野県戸隠神社奥社にて。
関係するテーマの過去記事:
雪の霊地にて、夕刻
雪の霊地にて
霊地も今は
畏怖と美しさ
大気に宿る力
天文学も星座も神様も
えびす講は宵えびすの縁起物市にて
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