シカと縁がある今年の(たぶん)一番の出来事
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今年はシカと出会うことが多く、大きな角を持つ雄鹿や写真のような群のシカに出会うこともあります。
出会うと言ってもほとんどこうして目にするだけなのですが、先日夜中に山道を車で走っていたところ飛び出して来たシカと衝突。
幸い止まる直前だったためシカは転びはしたものの、そのまま走って逃げたのでおそらくはほぼ無事。
その程度のぶつかり方でありながら、一方のこちらはバンパーが損傷で修理行き。
シカとぶつかって廃車になった方もいるのでまあ双方軽かったというべきなのかもしれませんが。
近年の自動車は歩行者傷害軽減ボディという造りで、バンパーやボンネットを壊す(凹ます)ことでぶつかった歩行者を守る構造になっているわけですが、シカを相手にその技術が発揮されようとは。
みなさんもお気をつけくださいませ。
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登山中のスケッチ

八ヶ岳縦走中の食事にて。
登山の記録やスタンプのノートを持っている同行の仲間がなんか書いてほしいと言うので、高いよ、なんて冗談を言いつつ、夕食のアルファ米の五目ごはんとテント場の木々を山の記録としてスケッチ。
たまにはこういう絵も存在します。
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登山者を助けてくれるもの(八ヶ岳縦走その5)

今回の八ヶ岳縦走では2日目に膝をケガをしてその部分ではたいへんな行程でもあり、同時にいろいろなサポートがありがたかった登山でもありました。
膝の負傷、その激痛で心拍数が跳ねあがり想定外に飲み水を消費、今回は自然を味わえるだけでなく実際の給水としてとても助けられた湧水。
とても美味しい水であるのはもちろんのこと、味わう以上に山で水を補給するという生命線のような場所のありがたさを感じました。
昔の人が祠(ほこら)を建てて祀った思いも理解できます。

そして同行の仲間がくれたこの痛み止めの薬に象徴される仲間からのサポート。
このほか内服の痛みどめや膝サポーターやテントの先行設営やそのほか様々な気遣いと行動にはとてもとても感謝の登山でした。
どちらかといえば登山も野外活動もそのほかのことも、救護やサポートの立場がほとんどなので、今回あらためて仲間に感謝です。
みんなありがとう。
余談ですが、歩けなくなっては大変と、写真の貼るロキソニンに加え飲むロキソニンを立て続けに飲んだため胃を痛めて唇がボロボロ。
それでも胃が口が痛くても登山はできるけれど膝が動かなくなったら遭難、背に腹は代えられないとはこのことだということで、無事に登山終了(笑)。
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登山者を楽しませてくれるもの(八ヶ岳縦走その4 )

一気にいくつもの山を登頂する今回の行程でも、様々なものが私たちに語りかけてくれます。
王道の高山植物はコマクサ、見るほどに魅了されます。

人に近付いてはなかなかとまらない山のアゲハチョウ。
止まったのは一瞬でしたが飛んでからもいつまでも目で追ってしまいます。

逆に接近はしないものの人をあまり恐れないニホンカモシカ。
休憩中に見たこのカモシカ、近くの山小屋の方の話だと「彼はいつも来ている」とのこと。

それぞれの山とともに行程を見守ってくれた月。
2日目の日没後までかかったテント場への到着では希望の月明かりとなりました。

そして自然を味わえるだけでなく実際の給水としてとても助けられた湧水は山小屋の方が教えてくれた場所。
とてもおいしい水でした。

富士と権現岳。
権現岳は頂上の断崖の上に突起状になっている直径2メートルくらいの岩の上に立ち上がれるかどうかが大事(?)だそうです。
もちろん立ってきましたよ。
写真を見た方(小学生のお子さんがいるお母さん)から「なんだかおっぱいみたいですね」という感想をいただきました(笑)。
権現様の険しい絶壁の岩山が、違うイメージになってしまいそうです(笑)。
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絶壁と富士は、主峰赤岳への行程にて。
天気も良く、南八ヶ岳ではずっと富士山が望めました。
富士山を見て感動するとは我も日本人よのう、と冗談めかしつつ、尾根により時間により景色や色を変え様々な自然と調和する富士山はやはり美しい。
そしてここだけで富嶽何景も見せてくれる起伏と自然に富む八ヶ岳連峰を、歩く間ずっと素晴らしいなあと思うのです。




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八ヶ岳は険しい道も多く、しかし山の起伏と岩場が見せる造形と陰影はとても美しかった。
鎖場は慎重に。
でも写真は押さえます(笑)。





夕日に山が赤く染まり富士と月が美しい八ヶ岳のマジックアワー。
それぞれ写っているのは同行の仲間ですが、それが遠くに見えるのは、実は今回僕が足を負傷してちょっと遅れて歩いているのです。
この場所は美しいながら鎖場で強風。
そして今回はテントと3日分の水食糧を背負う荷物が風にあおられて、しかも日没で足負傷で写真撮ってる場合じゃなくなってしまいました。
しかしそんな道草をいさめ次の行程を促す山の霊気は、マジックアワーの中でもその美しさに溺れさせてしまうことのない山の魔法なのでしょうか。
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八ヶ岳縦走(その1)

八ヶ岳山麓で野外活動をしながら、八ヶ岳本山はすべて登ったことがあるというわけではなく、何度も行きながら一部の山を中学生と楽勝登山ということがほとんどです。
ならば踏破してきましょうということで、八ヶ岳縦走。


奥深い苔の森の北八ヶ岳と、富士山に蹴られて崩れたという昔話は本当じゃないかと思うような険しい奇岩が続く南八ヶ岳。
起伏に富み自然が様々な顔を見せる八ヶ岳は、さらに北アルプス南アルプス中央アルプスから富士山など、名だたる山を見渡せる絶景の場所でもあります。
今回はピークハンター的コース設定で2泊3日、名のある頂上だけで14の山を登ってきました。



ひたすら登り登頂しては間髪いれず次の頂上へ。
頂上でのんびりする贅沢もあるけれど、3日間で登れるだけ登り次々と感動的な風景に出会っていくのもまた贅沢と。
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