地球に最接近する月

スーパームーン、19年ぶりという地球最接近の月は見ましたでしょうか。
地球に与える影響、災害との関連を指摘する学者もいるようですが、そのこと自体にも賛否があり、また災害があまりにも身近に大きくあったこともあり、そのことだけにフォーカスするのはどうも違和感があります。
ただ、月の運行が自然界に大きな影響を与えることを思えば、これほどの月が地球や人間に何も影響をもたらさないとは思えないというのが正直なところです。
かなり気温が下がる中でも、写真を撮りながら月と向かい合うと不思議な高揚感がやってきます。
願わくば、被災地にもこの月がのぼり、わずかでも慰めや希望や、何かしら人間に力を与える今夜の月でありますことを。
撮影:長野県長野市にて。
関係するテーマの過去記事:
穏やかに自然を眺める気持ち
東日本大震災
7月22日皆既日食
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杉の葉に雪

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穏やかに自然を眺める気持ち

快晴に雪山が映え、噴煙とそして溶岩の山肌の威容を間近で見ると、自然の美しさ厳しさに感動せずにはいられません。
歴史に残る大噴火ではふもとの村を飲み込み噴煙が異常気象をもたらしたとされるこの浅間山。
現在でもランクAの活火山として噴煙を上げ続けているものの、こうして畏怖のもと平和に眺めることもできます。
東北地方の地震と津波の傷跡をこういった気持ちで眺めることができるには何年かかるのか分かりません。
ただこうして見る自然の美しさの前に、被災地の方がその街や海を穏やかな気持ちで眺められる日が一日でも早くやってくることをただ願うばかりです。
長野県群馬県、浅間山麓にて。
関係するテーマの過去記事:
東日本大震災
雪の霊地にて
霊地も今は
畏怖と美しさ
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バードコール・コレクターズ・アイテム

この木片のひとつひとつ、実はバードコール用の材です。
学校行事の野外活動に参加している八ヶ岳の施設でバードコールを作るのですが、その材がこのように様々で、形も風合いも香りもそして音もみんな違った作品が作れるのです。
これを手にする子供たちも自分と個性のある木との出会いに感動し、そのめぐり合いが思い入れとなり、体験活動の思い出とともに宝物になっていきます。
今回その材料を作っている畠山木芸舎におじゃまをし木工家畠山修氏にそれぞれの木の素晴らしさについて、木工家ならではの見識とこだわりに基づいてお聞きして来ました。
どの木もみんな素敵で、材の個性もみんな素晴らしくて、全部欲しい、なんていう子供のようなわがままを言ってみたくなります。
素敵で素晴らしいという思いの表現として、ええ、みんな欲しいです。
追記:
過去記事にリンクしようと思いましたが、バードコールは活動でも自分のものでもあまりに定番だったからか、かえって記事にならずにいたようで、それらしい記事がありませんでした・・・。
下記のブログ内リンクは後の記事も貼ってあります。
関係するテーマの記事:
卵の中でヒナが鳴くバードコール
バードコール、2つ
卵の中でヒナが鳴いている
鳥の鳴き声がする魚
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東日本大震災

被災地の惨状を報じる映像に、ただただ言葉をなくしてしまうばかりでした。
今回の地震の被害にあわれた方々には本当に心よりお見舞い申し上げます。
そして亡くなられた方々に心からのご冥福をお祈り申し上げます。
また行方不明の方々もひとりでも多くの方が無事でいますよう心からお祈り申し上げます。
その思い以上に、ほんとうは何をすべきか、いてもたってもいられない気持ちの方も多いのではと思います。
そして被災地の方々の苦しさを思う気持ちと、そして余震が続く中で情報を得なければという思いで見るテレビの映像に気持ちが疲れてしまい、それでも被災者の方のことを思えばと、そんな自分の気持ちに疲れてしまう方々も多いのではないでしょうか。
今回の災害においては、当日から徹夜復旧の現場にいた知人、とにかく安否確認が必要な知人、気持ちを抑えつつ被災地支援のために日々の暮らしにおいて地道な消費活動を実践する知人、また年単位の長期にわたるであろう復興の中で必要な時のために自らの専門領域をもって支援の準備をする知人など、さまざまな方と情報を交換しつつ、日々あるいは必要な時その時の、見える形、見えない形を問わず災害支援をしていかなければという思いを日々新たにしています。
被災された方々の、一日も早い生活心身の回復を心からお祈り申し上げます。
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幸せが広がってほしい
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屈強な男たち

小学生との野外活動の森林体験においては木の切り倒しの体験などもあり、そのためにこうした木の伐倒作業の安全管理や実践をしたりします。
今回は林業技術のプロたちとともに学びます。
また一緒に参加した中には野外活動で一緒に活動をする方や、キャンプファイヤー用の薪(まき)を作ってくださっている方もいます。
小学生が大人しかできない大技の体験ができ、たのしいキャンプファイヤーや野外炊事ができ、そんな楽しい子供たちの活動も見えないところでこうした屈強な男たちに支えられています。
それにしても当日は極寒です。
伐倒作業やチェーンソー作業の緊張感や高揚感だけが熱量。
夏の高原でクラフトしたいなあ(笑)。
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勉強しながら遊ぶことを考える
普通救命講習と小学校長期自然体験活動指導者養成講座
吹雪でもキャンプファイヤー
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