サマーキャンプでの子供の日記より

前出サマーキャンプ信州では子供たちひとりひとりがハンドブック(しおり)に日記をつけ、スタッフがコメントを書く、というのが日課でした。
最終日前日の、ある小学校2年生の女の子の日記より。
「明日はかえる日なので これまでおせわになったベジさん(※私のこと)とかに とてもかんしゃをしたい 一にちにしたいなあとおもいます。」
何かおどろきというか、感動がありました。
僕が何かたいそうなことをしたとかそういうことではないのです。わかってはいても大人でもつい忘れがちな大事なことを、7、8才の子が「かんしゃする一にちにしたい」と自分で思えることがなんて素敵なことでしょうか。
子供たちと活動をすると様々なことを学びます。それでもこの日記では自分の中で学んだと位置づけるまでもなく、素晴らしいものを持った子供に素晴らしいものをそのまま見せてもらえたような強い印象がありました。
今僕自身も、この子と、そしてこの子に会えたことや、素晴らしい体験ができたことにほんとうに嬉しく感謝の気持ちです。
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尽きるまで遊んだ夜
また森の中で遊んでます
サマーキャンプin信州にて
ベジさんという人。
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サマーキャンプin信州にて

信州は菅平高原にて、サマーキャンプin信州という子供たちのキャンプのスタッフをしてきました。
自身の最近のこういった野外活動は、これまでの経験を活かすというよりは、ひたすら子供たちと遊び子供たちとともにどれだけ楽しい時間を作りだせるかというチャレンジ(?)になっています。
運営スタッフの方々がしっかりと固めて下さる中、僕はひたすら子供たちと遊ばせていただきました。
また学校行事の野外活動と違うのはやはり自然の中での「遊び」というところで、森の中でも野外炊事でもドラム缶でのお風呂でも、大人は子供たちがやりたい楽しいことに拍車をかけます。
子供たちも1日1日めいっぱい活動して、夜はひたすら眠るくらい一日大活躍します。
この経験をした子供たちにも、送り出してくれたお家の方にも、運営をしてくださっている方々やかかわってくださったすべての方々にも、これからも自然の恵みといいことがたくさんありますよう。
リンク:
NPO法人やまぼうし自然学校(キャンプ運営)
http://yamaboushi.org/
第7回サマーキャンプin信州2009
http://www.naganoken-gakushuryoko.net/summercamp09/index.html
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人生最高の日(子供限定)

もうじき夏休みです。
1学期の終業式の日と言えば、子供時代は人生最高の日でしたね。
こんなに明日からの希望に満ちあふれた日はなかったのではないかと(笑)。
去年はその日に児童館に訪れていましたが今年は終業式の日は来られず、子供たちのさあ夏休みに向かうぞ!という顔を見られないのがざんねんです。
それでも子供たちが学校から大きな荷物を持ちかえってくるようになってくると私もなんだか夏休みに思いが向かっていくようで子供みたいにわくわくします。
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7月22日皆既日食

7月22日皆既日食。
私のいた場所は日食の皆既帯から外れていたため部分食でしたが、それでも太陽が欠け始めると不思議な高揚感がやってきます。
太陽と月の絶妙な大きさや星が直列になることや、今更とはいえそんな宇宙的な偶然を想うと、むしろ天体現象を解析すればするほどその偶然は氷山の一角のような気がしますし、それよりもっと広く遠い宇宙の偶然を想わずにはいられません。
雲も多かった観測中には彩雲や虹のリングや放射状の光や、専門的な名前は知らない様々な天体現象が現れます。
これほどの天文的な偶然が人間に影響を与えない見た目だけのものなどとどうして考えられましょうか。
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雨の季節には

雨の季節には、しとしと降る雨を見ながらみんなで作ったカラフルなてるてるぼうずが華やかにならぶ風景なんてのもいいなあ、と思いつつも、雨が続く日とみんなで工作をする日はなかなか重なりません。
雨が上がることを願うようでいて、梅雨ならではの雨を眺めながら楽しむ季節のこともいいなあと思っているのですが。
でも子供はあんまり関係ないみたいです。
雨でも晴れでもよく、工作も天気と関係なく楽しみ、てるてるぼうずも晴れを願うアイテムというより楽しんだ自分の獲得品としてお家のひとに自慢するのかもしれません。
僕は雨は好きです。
雨が好きという言い方から想像するような静かでしっとりとした感じよりは、もっと楽しい感じです。快晴も大雨も好きです。
世の中で言うような、雨がうっとうしいとは全然感じません。工作もいいけれど、長靴で水たまりに入るなんていうのもいいですね。
ええ、大人になった今でも。
シーズンには小学生の野外活動の引率などをしたりもしますが、雨天用の装備がきちんとしたせいか、大人になった今のほうが雨を楽しめるように思います。
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ひさしぶりの虹

持ち合わせのカメラでは全景入り切らない大きさ、しかも2重。
圧倒されます。
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